#9 赤ちゃんを1人置いて家を出たことがあります涙。

子育てを楽しむコツ

茨城県つくば市を中心に赤ちゃんとママのかけがえのない時間を「写真=宝物」に変えるフォトグラファーまほうのたねの齊藤初美です。

GWもあっという間に終わり、先週末は母の日。生後4ヶ月のママになった友人のお宅へお邪魔して撮影をさせていただきました。

お会いするのがはじめてましてのご主人と、赤ちゃんと、そして、ママになった友人と♡

はじめての家族写真。あぁ〜〜いいなぁ。。私もこんな写真欲しかったな・・・そんなことを思いながらシャッターを切らせていただきました。(我が家はじめての家族写真は長男が1歳の頃でした苦笑。)

母の日も近かったので、サプライズで写真のお花もプレゼント♡撮影にも少し使いながら・・・

青いカーネーションの花言葉は「永遠の幸福♡」

グリーンの小さなお花も希少な薔薇の一種だそう。

産後4ヶ月のママとの子育てトークから・・・

撮影しながらも色々なお話をしました。妊娠中のこと、出産のこと、これまでの子育てのあれこれ。

元々赤ちゃんやこどもが好きだったり、欲しくて欲しくて待ちに待った妊娠・出産だったとしても・・・実際に我が子が生まれてお母さんになってみると。理想と現実のギャップについていけないことが多々あります。子育てって本当に難しい。どんな女性でもお産をすれば。ママになれば。心も体も「お母さん」になれる・・・わけじゃない涙。個人差もあると思いますがもれなくみんなそうです!これ絶対!!

かく言う私も、1人目子育てで超高い壁にぶち当たりそれを痛感しました。

夜も寝なくて、寝なくて、泣き続ける我が子をそのまま放置して、家を出たこともありました。でも、結局玄関を出て外の風にあたり、すぐに戻りましたが・・・涙。本当に1人目の産後は辛かったぁぁ。今でもその記憶が強すぎて、楽しかったこともきっとたくさんあったんだろうけど、あまり産後1年間の記憶がありません。

そんなわけで、

今日は、元々子どもを好きで保育士、幼稚園教諭として働きながら、結婚を機に退職し、産後、保育の仕事には戻らずに今のお仕事を始めた理由について深掘りしてみようと思います。

私・・・顔丸!目、ちっさ!!笑

1、子どもを産んだ後、保育士に復職しなかった理由

保育士や幼稚園教諭時代からたくさんのママとお話ししてきて、幼稚園ではクラスの担任を持って、1クラス30人以上のお子様と関わるお仕事をしていました。

元々、子どもが好きで、母も保育士をしていたこともあり、小さな頃から家にある自分以外のアルバムを時々眺めては、誰だろう?この子達?と思うことがありました。物心ついた頃、すでに退職していた母が当時担任をしていた子達のアルバムや写真を大切に持っていたと知り、我が子以外の子達をそんなに大事に思う「保育の仕事」に興味を持つようになりました。

それから、将来の夢はずっと「幼稚園・保育園の先生」でした。

実際に夢だった職業に就くことができ、子どもは可愛くて、楽しい毎日でしたが、唯一私が引っかかっていたのが・・・「クラスに複数子どもがいるからこそ、一人一人、子どもや保護者とある程度距離を保って平等に接しなければいけないこと」でした。

立場上、当然ですよね。1人の子にばかり肩入れしてしまったら不公平だし、クラスにはたくさんの子供たちがいて、色々な家庭があって。そのバックには保護者がいます。

私は人として。

一人一人ともっと深く関わりたかった。

ただそれだけ。特にママたちの子育ての悩みや苦悩を聞いて一緒に寄り添ってサポートしたいという気持ちが元々強かった・・・でも当時の私はあくまでも「子どもが可愛いから・クラスの子どもたちが好きだから」でした。

禁止とまではいかなくても、それが制限されてしまう「先生」と言う立場が時々もどかしく感じていました(笑)

そして、出産を経て、実際に自分も子育てを経験し「対子どもへアプローチしたい」・・・というよりも「産後のママのためにできることをしたい!!」という想いがどんどん強くなっていきました。

自分 対 子どもメインのアプローチ▶︎ 保育士や幼稚園教諭

自分 対 産後のママへアプローチ▶︎ ●●●???

自分のやりたいことが「保育の世界」とはちょっと違ってきているような気がして。自身も子育てをしながらずっと考えていました。そして、何より可愛い我が子を預けてまで「他の子どもを保育する」と言うことにも抵抗がありました(涙)

そして、起業スタートに始めた「ベビーマッサージの先生」という職業に出会うのです・・・

2、保育士だったからこそ辛かった?!1人目の子育て

よくママたちからこんなことを言われます。

お客様Aさん
お客様Aさん

はっちゃんは、いつも楽しそうですよね〜子育ても上手そう!

お客様Bさん
お客様Bさん

普段、子どもに怒ったりしなそう〜!!

はっちゃん
はっちゃん

あ、あ、あたすぃ〜〜??

とんでもないです!!いつもガミガミ怒鳴って、反省ばかりですよ〜〜涙。

1人目は特にひどかった・・・

あまりこう言っても信じてもらえないので、少し私の産後のお話しを。

特に辛かった。1人目の子育て。

子どもと関わる仕事をしていたって言っても・・・生まれたばかりの赤ちゃんを2人っきりでお世話することなんてなかったし、保育って基本「日中のみ」なので、一番大変な夕方〜夜〜明け方の寝かしつけなんて未経験。

「余裕っしょ!!」と。どこかで自信を持って臨んだ初めての育児。

でも、全然できませんでした。

今思えば、それを私にわからせるために産まれてきてくれた長男。世の中には自分ではどうにもならないことがあると。白旗あげて一回全面降伏しろ!その自信を根こそぎ消し去ってやると。

そんな風に言われているようでしたね、、あれは。

そのくらい、最初は何もうまくできなかった。

変に保育の経験があっただけに・・・こんな理想や、myルールを持っていたのもうまく行かなかった原因の1つでした。

  • 母乳で育てたい(極力ミルクは使わない、母乳が軌道に乗るまで地獄でした)
  • 布オムツ、おむつなし育児をしてみたい(出産前に準備してしまい、もったいなくて止めるにやめられない。。)
  • 夜はなるべく早く寝かせたい(夜18時くらいには寝かしつけ・・・結局20時くらいまで寝ないんだけどね)

3、完全にボディーブローが決まり、一発K・O!!!

できると思っていた分、あまりにも何もできない自分に自己嫌悪。

子どもができたらやりたいと思っていた理想の育児が全くできず、途方にくれる毎日。

子育てにmyルールはあってももちろんいい。でも、ママの理想が必ずしも我が子に当てはまるわけじゃない。と最初はまだ分からなかったんです。臨機応変って言葉もどこかへ消え去っていました(笑)

どんどんと・・・

赤ちゃんと2人きりが辛い。怖い。

赤ちゃんとどう関わればいいかわからない。

まだおしゃべりできない赤ちゃんへの話しかけ方、遊び方がわからない。

産まれちゃえばすぐに理想のママになれる!と思ったけど…さっぱりで。一体どうしたらえーのん〜〜〜状態。

初めての育児ってさ。もうかなり辛いよね…他にも・・・・

・おうちに昼間2人きり(最初は買い物に出るのも怖かった)

・旦那の帰宅まで泣いている我が子を無言でお世話(最初は赤ちゃんに話しかけるという頭がなかった)

・自分がなぜここにいるのか?仕事が大好きだったのに(とにかく誰かと話したかった)

・妊娠前みたいに1人で出掛けることもできない(髪の毛ボサボサ、寝巻きのまま一日が過ぎていく・・・)

・子育て広場や地区センターに行ってみるも、既にグループが出来ててなんとなく行きずらい(外出が怖くてすぐ行かなかったので出遅れた)

・実家も遠く近くに頼れる人もいない(1人目は意地張って母にうまく頼れなかった)

あー!辛い!辛いよー!こんな感じで保育の経験があった私でも1人目育児本当に辛かった(泣)!!!

私は1人目産後約1年間の記憶がほとんどありません。

そのくらい辛かった。

冒頭でも書きましたが。夜、寝な過ぎて、頭がおかしくなりそうで。一旦家を出たこともあります。

でもさ、皆さんはいかがですか??

ママになって、初めての赤ちゃん。

楽しみでワクワクして、期待も大きかっただけに、その大変さに愕然として、打ちのめされませんでしたか?

産後の体で、睡眠時間を削って。

抱っこして、授乳して、オムツを替えて、泣き続ける赤ちゃん。

「赤ちゃんはよく寝る」って聞きましたけど〜〜もーーー真っ赤な嘘じゃん!!!ってあまりに寝るのがへたっぴなことにびっくりしながら、寝たと思ったら忍足の毎日。

それまで当たり前にあった自分1人の時間が急になくなって、好きな時に眠れなくなって、そんな風に制限される毎日は慣れるまで本当に本当に私は辛かった。

今回の撮影でお会いした産後4ヶ月頃、昼夜問わずに泣き続ける我が子を「可愛い」と思うことさえできなくなっていました。それが私の実体験です。

4、1人目育児でK・0された経験があるからこそ♩

こんな風に、12年前、寝かしつけが嫌になり過ぎて・・・我が子を置いて家を出た私がいるから、今がある。(今だから笑い話になるけど、当時はかなりMAXやばい状態でした)

あの長い長いトンネルの中みたいな夜があったからこそ、今元気に長男は中学校に通っています。

子育ては短いようで長いもの。

赤ちゃんの時期って果てしないように思えるけど、やっぱりあっという間で、だからこそ一番大変で、濃い時間だからこそ、ぜひママたちには楽しんでほしい。そんな想いから今のお仕事を始めました。

赤ちゃんの目を見て、その手で触れて、やさしく話しかけながら自然と心を通わせる。なにより大事なコミュニケーションがぎっしり詰まっているベビーマッサージは・・・どんなママにもできちゃうまほうのコミュニケーション!嘘だと思うなら一度お試しアレ。知らないなんて勿体無いよ!

新生児期から撮影できちゃうニューボーンフォト。辛い時期、戸惑う産後に3人の子育てママがお邪魔して育児相談までできちゃう(笑)!世間話までできちゃう(笑)!大人と話したい。そんな産後ママさんにはぴったりな喋り相手になれる自信あります✨

私はいつもここにいます

ブログやHP、Instagram、LINE@からご連絡くださっても構いません。辛い時、しんどい時、ママたちに思い出してもらえるような存在になりたい。

明日は、去年ベビーマッサージ教室へ何度も通ってくださっていたママと赤ちゃんが満開のポピー撮影会に来てくれます♩久しぶりにお会いできるの楽しみ〜〜〜撮影しながら色々なお話するのも楽しみ〜〜

まほうのたねでは「ママ会」もこれから企画していきます♩

撮影やベビーマッサージなどにいらしていただいたママさんたちの交流の場として作っていきたい。色々形にするまでには少し時間がかかるかもしれませんが、一緒に楽しみながらお付き合いいただけるママさんお待ちしてまーーす!!

子育ては過酷で、辛い。そんな風に感じた私だからこそ、できることがあると今は信じて・・・1人でもいい。誰かのお役に立てたら嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

まほうのたね 齊藤初美

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