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ここ10年くらいの間にゆるゆるとなぜか続けていた「ぶらり街歩きの旅+カメラ」
ぶらり旅の自分なりのルール
- 自分の知らない場所や街にいく
- 前情報を何も入れずにいく(あえて下調べしない)
- なんかわからないけど自分の中でときめく場所にいく
- お店なども気になったところに入ってみる
こんなゆるっとしたルールでこれまで以下のところに行ってきました。
・チームラボで五感を育む
・箱根で感性を磨く
・浅草で下町ぶらり旅
・新大久保でマシッソヨ食べ歩きツアー
・東京ミッドタウンで街歩き
などなど
以前、ある方にこんな質問をされました。
「これって結局目的は何?」
「誰がターゲットなの?」
「それをしてその先にどんな仕事に繋げたいの?」
「なんのための時間なの?目的は?」
うーーーん。
そんな質問をされて当時の私は、即答できなくて。
でもわかります。ビジネスの世界では「目的」や「方向性」「ターゲット」を決めるって本当に大事で。そこから戦略を立てていくものだし。一般的にはそうします。私も個人事業を長くやっているのでそこは重々承知しています。その方は何も間違ってない。正論。
この行動にどんな意味があるのか?
というか、なんとなく「そういうことではないんだよな〜〜モヤモヤ🌀」でも、明確に言葉にして説明もできなくて。明らかに私の心が必要としているのだけは確かでした。
365日 ママになると、自分のための時間は「皆無」「ゼロ」

わが家の愛しい末っ子ちゃん(いちごだいすき〜〜)
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今年で長男が14歳、長女が12歳、末っ子3歳
26歳ではじめてママになり、そこから14年間・・・長い間、フルマラソンを走り続けていたような感覚
自分のことより、子どもの事
自分の睡眠より、体調より、都合より、何もかも子育てや家庭のことを考えてきました。
誰かに言われたわけでも、強要されたわけでもない。
それが自分の生きる道だと思って、当たり前にやっていました。
辛いとかしんどいとか思うこともたくさんあったけど、常に自分のことは後回し。自然とどうにかなってきました。当時は若かったからってのもあるかも(笑)
子どもとの時間は幸せで楽しくて。ママになれたからこそ経験できたことがポンコツな私をとことん成長させてくれました。
全然嫌な意味ではないけど、子育てで自分を犠牲にしてきた時間(自分自身のために100%時間をつかえない時間)があったからこそ、「ぶらり旅」にこそ意味があったと、今ならわかります。
リトリート(Retreat)とは?
とは?
忙しい日常生活から一時的に離れて心身をリフレッシュして自分と向き合う時間を過ごすこと。日常の喧騒からあえて距離を取り、自然豊かな場所でリラックスしたり、ヨガや瞑想といったアクティビティで心身を癒したり、自分と向き合う時間を持つことで、心身の状態をリセットし、本来の自分を取り戻すための時間と言えます。
リトリートと一般的な旅行の違いは、その目的です。一般的な旅行は観光地を訪れ、レジャーやグルメ、文化体験などを楽しみますが、リトリートの主な目的は自己回復と内省です。心身のバランスを整えるためのプログラムやアクティビティに集中して過ごし、観光はそのための一手段として捉えます。
最近、この言葉と出会ってから。あぁ、これだ!!と自分の中でとてもしっくりきました。
行動の目的やビジネスとか。。。そんな形式的なことではなく。
私の心が必要としていた時間
365日24時間
ママになってから続いていく忙しい毎日の中で、自分自身を後回しにしすぎてこのままどこかへいなくなってしまうような・・・圧倒的な虚無感。疲労と、孤独。全力で誰かのために生きるという役割を幸せに感じながらも自分のことを大切にはできていませんでした。
辛かったわけじゃないけど、やっぱり気を張っている分、体も心も気付けば疲れていて。疲弊していて。だからこそ、子どもと離れる時間を持つことは、簡単にできる方もいるかもしれませんが、私にとってはとても貴重で贅沢なキラキラした時間でした。
「日常の喧騒を離れて心や頭を空っぽにする時間」✖️ カメラ
これが私にとってのリトリート。

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コンフォートゾーンを抜け出す
コンフォートゾーン・・・
その方が慣れ親しんでいてストレスや不安を感じずに過ごせる、心理的な安全領域のこと。 コンフォートゾーンは具体的な空間を指す場合もありますし、仕事の内容や交友関係などにコンフォートゾーンが存在する場合もあります。自分にとって先が読めるコンフォートゾーン内では、安心安全な日々を送れます。しかし未知の領域に踏み出すことに不安や恐れを持つようになり、同じことを繰り返すようになるのです。新たなチャレンジをしなくなり、成長が停滞する恐れもあります。
知らない場所、未知の出来事は多少のストレスはかかりますが、程よいストレスは人間にとって必要なものとも言われます。日常のコンフォートゾーンを抜け出すことを意識すると、新しい発見やクリエイティブな発想にも繋がります。ビジネスだけじゃなく「いつもと違う道を歩いてみる」、「いつも降りない駅に降りてみる」、「いつも食べないものを食べてみる」など、まずはいつもと違う選択をしてみることからはじめてみましょう。
先述したように、自分なりに設けていたマイルールはまさに、自分自身を見つめ直し、日常のコンフォートゾーンを抜けて、リトリートする大切な時間となっていました。

これからは、このサイトで私の人生にとって大切な「リトリート」を目的としたぶらり旅を記録してきます。
私の言葉や写真を通して
あなたの心に
少しでも心地よい風が吹き抜けたら嬉しいです。
Hastu
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